まさかの妊娠あくまでも自然な妊娠を望んでいた私達は、どうしても人工授精や体外受精を受け入れる事が出来ませんでした。ヒューナー検査の後、 「今回も妊娠はしていないでしょう。」 と、絶望的な結果を聞かされていたので、この時点で精神的にも耐えられそうにないと判断。 二人でよく話し合い、 「子供がいなければ居ないなりの人生を楽しんでいこう。」 という決断を下しました。 ところが・・・ その数週間後、突然体に異変がおこったのです。 ある朝、目覚めると同時に、足に蕁麻疹の大群が出て・・・ 前日、お昼に友人とアジア料理店で魚介類を食べ、夕食に主人と焼肉店で生肉をたらふく食べたので、てっきり食あたりだと思い、皮膚科へ受診。 案の定『食あたりだろう』と診断され、薬を処方するにあたり、 先生:「妊娠はしていないか?」 私 :「多分してないと思いますが・・・不妊治療をしているので、わかりません。」 先生:「もしかして、この蕁麻疹は妊娠によるものかも?生理が遅れているのでは?」 私 :「そういえば、5日ほど・・・でも、主治医に今月も駄目だろうと言われたので・・・」 皮膚科の先生に、妊娠の可能性があるかもしれないので、検査をするように勧められ、蕁麻疹の薬も痒み止めだけの処方に・・・ 皮膚科の帰り道、 「そんなわけないやん!」 と、モゴモゴ独り言を言いながら、一応薬局へ妊娠検査薬を買いに行きました。 検査をしてみたら、ななっなんと!!陽性反応が出ていたのです。 ビックリなんてもんではありませんでした。 診療時間外だったのにも拘らず、先生の迷惑顧みず、速攻病院に電話を入れてしまった私。 翌日、病院でもう一度検査を受け、妊娠が確定しました。 ただ、時期が早すぎたので、エコーでは確認がとれませんでしたが・・・ その後、しばらくの間は、蕁麻疹の痒みに悩まされ続けました。 妊娠したことにより、体が胎児を『異物』と判断してしまった為、免疫反応が過剰に反応してしまい、蕁麻疹が出るのだそうです。 珍しい事ではないらしいけれど、我が子を異物と判断した私の体・・・なんたるお馬鹿な体なんだろう。 ジャンル別一覧
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